2025年3月の電子情報通信学会NS研究会において5件の研究発表を行いました
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2025年3月6日〜7日に沖縄産業支援センターで開催された電子情報通信学会ネットワークシステム(NS)研究会において、三好研学部4年の村瀬柊士君、川又健史君、山崎研学部4年の河口茉央さん、共同研究を実施している東京大学大学院の細沼恵里さん、日本大学大学院の大川柊音君がが研究発表を行いました。
村瀬君、川又君、河口さんの研究テーマはともにIoTデバイスに対するサイバー攻撃に関するもので、分散機械学習の一つである連合学習を用いた侵入検知システムの提案でした。村瀬君は、サイバー攻撃の特性が徐々に変化していく「概念ドリフト」を検出し、それを契機に学習モデルを更新することで効率的な連合学習を実現しました。一方、川又君は、ユーザ毎に異なるサイバー攻撃を受けることを想定し、特性の似ているユーザをグループ化して2段階の連合学習を行う手法を提案、実験により学習効率の向上を確認しました。河口さんは、連合学習の待ち時間を減らすための非同期型学習手法を提案、実装実験によりコンセプトの有効性を示しました。
3人は現在学部4年で、4月から大学院修士課程に進学予定。今後の研究の進展に期待が集まります!
発表論文一覧
- 細沼恵里,山崎 託,三好 匠,田谷昭仁,西山勇毅,瀬崎 薫,"生成型マルチモーダルセマンティック通信における意味的類似度に基づいた生成コスト分析," 電子情報通信学会技術研究報告,Vol. 124,No. 419,NS2025-234,pp. 226-231,March 2025.
- 村瀬柊士,山崎 託,三好 匠,中原正隆,奥井宣広,窪田 歩,"侵入検知システムにおける概念ドリフトに基づく継続学習手法," 電子情報通信学会技術研究報告,Vol. 124,No. 419,NS2025-254,pp. 345-350,March 2025.
- 河口茉央,三好 匠,山崎 託,中原正隆,奥井宣広,窪田 歩,"多地点ゲートウェイ間連携に基づく侵入検知における非同期連合学習の初期評価," 電子情報通信学会技術研究報告,Vol. 124,No. 419,NS2025-255,pp. 351-354,March 2025.
- 川又健史,岩田寛大,山崎 託,三好 匠,中原正隆,奥井宣広,窪田 歩,"階層型連合学習を用いた侵入検知におけるNon-IIDデータを考慮したゲートウェイクラスタリング," 電子情報通信学会技術研究報告,Vol. 124, No. 419,NS2025-256,pp. 355-359,March 2025.
- 大川柊音,上田清志,三好 匠,山崎 託,山本 嶺,"リンク階層化UAV経路構築における階層高度動的設計法," 電子情報通信学会技術研究報告,Vol. 124,No. 419,NS2025-265,pp. 407-412,March 2025.
写真: 研究発表を行う村瀬柊士君
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