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Code 3: MYLabの研究テーマに関する用語について

 2024年度の三好・山崎研(MYLab)の研究テーマに関連する用語について解説します。

1. 畳込みニューラルネットワーク

複数の端末で協調して機械学習を行う連合学習に取り組んでいます。多くの場合、連合学習では深層学習が用いられますが、なかでも画像認識などで利用される深層学習は畳込みニューラルネットワーク(CNN: Convolutional Neural Network)と呼ばれ、畳込み層やプーリング層と呼ばれる独自の構造をもっています。畳込み層では、画像の隣接するピクセル間の関係を算出する役割があります。



2. もののインターネット

近年、PCやスマートフォンのように人が操作するデバイスのほかに、さまざまな通信を機械的に行うデバイスがインターネットに接続されるようになりました。このような「もののインターネット」はInternet of Things(IoT: Internet of Things)と呼ばれています。IoTの通信特性は人が操作するデバイスとは大きく異なるため、IoT通信の特性解析が重要になっています。



3. 全地球測位システム

昨今のスマートフォンにはGPS(Global Positioning System)受信装置が標準装備されるようになり,人や端末の位置を簡単に取得できるようになりました。位置情報を利用することで、これまで以上に便利なユーザ中心のアプリケーションの開発が可能になります。



4. 高度道路交通システム

自動車の高機能化に伴って、車両は多くの情報を取得・処理できるようになっています。道路などに設置された通信装置や周囲の車両や人などとの間で情報の送受信を行い、道路交通が抱えるさまざまな課題を解決するシステムとして、高度道路交通システム(ITS: Intelligent Transport Systems)の実現が期待されています。



5. 車両の通信

ITSでは、車両間での通信(V2V: Vehicle to Vehicle)、車両と人との間の通信(V2P: Vehicle to Pedestrian)、車両と路側装置との通信(V2I: Vehicle to Infrastructure)などの無線通信によって情報の送受信が行われます。これらすべての通信方式をまとめてV2X(Vehicle to X)と言います。V2Xの実現により、より安全な道路交通の実現が可能となります。



 

 

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