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日本大学 上田清志教授との共同研究論文がICCE2024でBest Regional Paper Awardを受賞しました

 2024年1月5〜8日にアメリカ・ラスベガスにおいて開催された国際会議「IEEE International Conference on Consumer Electronics (ICCE 2024)」において、日本大学工学部情報工学科教授の上田清志先生と実施しているUAVに関連する共同研究論文がBest Regional Paper Awardに選ばれました。

 当該論文は、日本大学大学院修士課程1年の大川柊音君(上田研究室所属)が発表したもので、タイトルは「Selecting Nodes to Operate Relay Function for UAV Routing in Wireless Multi-Hop Network(無線マルチホップネットワークにおけるUAV経路制御のための中継ノード選択)」。地上に敷設された無線マルチホップネットワークを利用してドローンの飛行経路を制御する際、地上局が多くなると経路候補が増えすぎてしまい制御が難しくなるという問題があります。それを解決するために、中継点となる地上局を適切に選択する手法を提案、シミュレーションによる評価を行いました。

 Best Regional Paper Awardは、今年のICCEから設置された賞のようで、対象論文277件の中から投稿された地域ごとに選ばれたとのことです。投稿論文の多かった日本から2件が選出されました。大川君、受賞おめでとう!


受賞論文
Shuto Ohkawa, Kiyoshi Ueda, Takumi Miyoshi, Taku Yamazaki, and Ryo Yamamoto, "Selecting Nodes to Operate Relay Function for UAV Routing in Wireless Multi-hop Network," IEEE International Conference on Consumer Electronics (ICCE2024), Las Vegas, NV, USA, 6 pages, January 2024. (Best Regional Paper Award)


※本研究は、科研費補助金(基盤研究C)「スマートメーター無線デバイスを用いた小型無人機移動の最適経路制御方式の確立」によるものです。


 

 

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