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Nguyen An Hung君が国際会議CCNC 2020で研究発表を行いました

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 博士課程3年のNguyen An Hung君が、2020年1月10日〜13日にアメリカ・ラスベガスで開催された国際会議「IEEE Consumer Communications & Networking Conference(CCNC 2020)」にて研究発表を行いました。

 発表タイトルは「Generating IoT Traffic in Smart Home Environment(スマートホーム環境におけるIoTトラヒックの生成)」。さまざまなセンサ機器が家庭に設置される「スマートホーム」環境において、それぞれの機器が発するデータ通信を模擬的に発生させる装置を開発しました。関連する研究論文で述べられているデータ発生間隔とパケットサイズと、本論文で想定するデータ発生間隔とパケットサイズを利用して2通りのトラヒック生成実験を行った結果、パラメータ設定によって特徴量が大きく異なることが確認されました。

 発生するデータ通信を模擬的に再現する装置は、セキュリティ攻撃を発見する仕組みを考えるうえで重要な基礎技術となります。今回は2つのデータセットのみを比較して特徴を抽出するところまでの報告となっていますが、今後これを継続してサイバーセキュリティ分野で利用できる知見を探求する予定です。


Hung Nguyen-An, Thomas Silverston, Taku Yamazaki, and Takumi Miyoshi, "Generating IoT Traffic in Smart Home Environment," IEEE Consumer Communications and Networking Conference (CCNC2020), Las Vegas, NV, USA, January 2020.

 

 

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