堀江君が電子情報通信学会NS研究会で研究発表を行いました
修士課程1年の堀江勇悟君が、2009年5月21日〜22日に広島市立大学(広島市安佐南区)で開催された電子情報通信学会ネットワークシステム(NS)研究会で研究発表を行いました。
発表論文のタイトルは、「Bluetoothを用いたマルチホップストリーミング配信方式」。近年、携帯電話や携帯オーディオ機器などに搭載が進んでいるBluetoothですが、そのほとんどがPC周辺機器などの有線通信の代替手段で、利便性や有用性の高いものではありません。本研究では、株式会社インターエナジーとともに、複数のBluetooth端末をシリアルに接続し、音声データをマルチホップしながら送信する技術を開発しました。本技術では、マルチホップ通信によりBluetoothの送信距離を延伸し、A2DPとAVDTPプロファイルを利用することで音声のストリーミング配信に成功しました。
Bluetoothのマルチホップ通信は、MINETで数年にわたって研究を続けてきましたが、こここにきてようやく音声のマルチホップ通信に成功しました。更なる利便性の向上に向けて、今後の研究に期待しています!!
※幹事仕事のため、写真撮影を忘れました。ごめんなさい。。。
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